∴ 注目曲2

　今日はスキマスイッチの大橋卓弥の"はじまりの歌"。前々から良いと感じていましたが、今日のMステで決定的に。この詞はフィクションに見えません。空想やゼロから生み出したものではなく、本人の様々な音楽に対する思いにメロディーを付けただけのように見えます。
　1番の出だしから"肥大していくだけ"までには本人が音楽を始めた、もしくはメジャーデビューを目指しだした頃の思いのような気がします。またサビの"新しい五線譜を眺めて～メロディー"からは仕事だからと仕方なくではなく、曲作りを純粋に楽しんでいるイメージが浮かびます。"描かないといけない"ではなく、"今日はどうしよっかな♪"って感じです。
　2番の出だしは1番の音楽に対する不安を振り切った感じがします。中でも"不安とは想像が生み出した罠(トラップ)だ"からは未来を不安がるくらいなら、何も考えず目の前の道を突き進めば良い、という開き直りのような決意を感じます。後のほうに出てくる"怖がってないで～鳴らしてみよう"からも同じような決意を感じました。
　まとめると純粋に音楽を楽しみながらも不安を感じ、だけど最後にはそれを振り切っていく、という感じです。この曲、アーティストを目指している素人には最高の応援歌なのでは!?